G7伊勢志摩サミットにおける栄養

2016年5月26日~27日、三重県志摩賢島でG7伊勢志摩サミットが開催されました。

栄養に関しては、2015年のG7エルマウ・サミットで「2030 年までに開発途上国の 5 億人を飢餓と栄養不良から救出し、食料安全保障及び栄養に関する広範な G7 開発アプローチを促進する取組を強化すること」が約束され、G7伊勢志摩サミットがどのようにこれを引き継ぐのか注目されました。

G7伊勢志摩首脳宣言ならびに「食料安全保障と栄養に関するG7行動ビジョン」は、2030アジェンダにおける飢餓と栄養の根絶の重要性を強調し、エルマウ・サミットでの約束についてG7の政治的責務を果たし、説明責任を強化すると明示し、また「成長のための栄養サミット」の開催を支持しました。しかし、栄養のための追加的な資金については明示されませんでした。

G7伊勢志摩首脳宣言(PDF)

食料安全保障と栄養に関するG7行動ビジョン(PDF)

市民社会は、エルマウ・サミットの約束をG7伊勢志摩サミットが引き継ぎ、詳細な行動計画、資金拠出、そして説明責任の強化につなげることを求めていました。

【提言のポイント】

  • 2015年のG7エルマウ・サミットで約束された「2030 年までに開発途上国の 5 億人を飢餓と栄養不良から救出」すべく、詳細な行動計画を作成し実行すること。
  • 食料の安全保障、農業・栄養への投入を一貫してモニタリングできる、透明性の高い共通の説明責任のフレームワーク制定を行い、以下を整備すること:
  • データのモニタリングや透明性を拡充し、脆弱層やジェンダー別の内訳を明示
  • 会計の基準、食料の安全保障・栄養への投入、投入項目間の重み付け方法の各統一化と毎年の報告管理
  • 小規模農家・女性や子どもを含めた最も脆弱な立場に置かれた人々への優先的な投入とその成果の測定
  • 伊勢志摩サミット/第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)において、2016年-2020年の5年間で1,000億円の国際栄養改善への支援表明を行い、政策文書への記載および首相スピーチで言及すること。また、SDGs目標2達成のために、日本政府の積極的なリーダーシップを発揮すること。

Ise-Shima Summit 2016: Food Security and Nutrition Recommendations(PDF)

栄養改善に向けた提言文(PDF)

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