トップ フォーラム 世界栄養報告 栄養不良が脳に与える影響

このトピックには 1件の返信 、 2人の投稿者 が含まれます。 最終更新 by  NAM 2 年, 8 月 前.

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  • 著者
    投稿
  • #7238

    ami
    編集者

    こんにちは。「世界栄養報告」を読んでいます。「要約」のところに、次のように書かれていました。

    「出生前から幼児期にかけての栄養状態を良好に保つことによって、脳の機能への障害を防ぎ、より強い免疫システムを発達させることができる」

    栄養が免疫細胞であるT細胞を鍛える胸腺の大きさに影響を与え、その結果、栄養が足りない子供の胸腺は小さく未発達で、成熟したT細胞の数も少ないと学んだことがあります。また、B細胞が出す抗体の生産も少なくなり、それらが合わさって外部からの感染に対する免疫反応が弱まると学びました。

    しかし、栄養状態が脳機能への障害を防ぐ、ということはあまり聞いたことがなかったので、興味があります。このことについて教えて頂けますか?脳障害とは具体的にどのようなことでしょうか?

    どうぞ宜しくお願いします。

    #7246

    NAM
    編集者

    栄養不良、とくに幼児期の低身長(発育阻害)がその後の学齢期の学習成績やその後の認知機能に影響することは多くの研究で示されています。そのメカニズムとして、栄養不良が直接脳の神経系の発達に影響することが動物実験などで示されています。一方、栄養不良によって子どもの身体の発育や機能の低下し、それが子どもの経験や行動を制限し、それによって母親や外界との接触が低下することで、間接的に脳の発達が阻害されると考えられています。これらのことは、妊娠期間から幼児期にかけての適切な栄養介入が子どもの脳の発達にとって大きな効果があることを示しているのと同時に、母親と子どもの間の接触(Interaction)を促進するような介入が子どもの栄養改善や脳の発達に大きな効果があることも示唆しているかと思います。

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